有料作品2作目を作り終えて私が得た知見をまとめてみます。
やはり、最低でもエリクソンの催眠本を2~3冊は熟読して、それをスクリプトに生かすこと。
私のおすすめは、「 ミルトン・エリクソンの催眠療法入門」です。
その他にも「ミルトン・エリクソンの催眠テクニックⅠ」「ミルトン・エリクソンの催眠テクニックⅡ」を読みました。
古典催眠は、林貞年さんの本を1、2冊読めば良いと思います。
私のお勧めは、「スーパー・ベーシック催眠導入 カリスマが教える本物の技術」です。
ただ、以上を読んでも、スクリプトは書けません。
次は、諸先輩方のスクリプトが、どのよう仕組みで作られているかを研究して、マネをしながら書くのが近道ですね^^
私もそうでした。
そうすると、よく使われる単語がいくつかあることに気付きます。
「意識の底」「深い」「暗い」「落ちる」「降りる」「かるーく」「ふわふわ」「ふわっと」「浮く」「ゆらゆら」「すーっと」「ぽかぽか」「暖かい」
「10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、ゼロ!」
これから組み合わせて、リラックス→意識を音声に集中してもらうように誘導する→暗示→エッチと作ってゆきます。
過去に沢山の催眠音声を聞いていればいるほど、「すーっと落ちる」と聞くだけで軽いトランス状態に入ることが出来ますよね?
それを利用しない手はありません。
あとは、へっぽこ催眠講座様の指南とおりに、まずはボイスロイドで1つ作ってみる。
一つ作ってみると、何が問題なのか見えてきます。
次にそれを改善して、もう一つ作る。
作ってみないと見えないものがあるのです。
タイガーウッズのレッスンビデオを見ただけでは、コンペで優勝できませんよね?
イラストレーターさんへの依頼、声優さんへの依頼、効果音の入れ方、発売時期、宣伝をどうするか?など・・・。
最後に
現時点で私が催眠音声を作ってみよう!と思い始めてから2年経ちました。
投資金額と回収効率だけを見れば、普通にアルバイトをした方が儲かります^^;
サラリーマンや公務員の場合、副業をすれば首になる場合だってあります。
そういうリスクを回避するための根回し作業にも相当な時間を取られることを考えると、本業に専念した方が儲かるのではないでしょうか?
自分が好きな催眠音声を作りたい!という思いが相当強くないとお勧めは出来ないかもしれません・・・。